各社で報道されていますが、著名人などを騙ったニセの広告を入口として投資被害に遭った方30名が、全国5カ所の地裁でFacebookやInstagramなどを運営するメタ社ほか1社を一斉提訴しました。請求総額約4億3500万円。
私は神奈川弁護団の一員として、県内被害者4名の訴訟を担当します。
人の心に付け入る虚偽の広告があふれ、詐欺被害に遭う人が後を絶たない一方で、多額の広告料収入が吸い上げられていく。
今回の賠償請求が認められるとともに、オンライン広告の歪んだ構造に対する規制の推進など、社会的な議論が進むことを強く願います。